新制25回生・通信23回生卒業50周年を祝う会のお礼とご報告

校歌斉唱

卒業50周年を祝う会は、2024年4月のホームカミングデーに第1回準備委員会を開き、毎回レジュメの議題に沿って、建設的な話し合いを続け、各学科に任せる部分と全体で統一する部分を決めながら進めました。回を重ねるごとに各学科の準備委員が増えていき、翌年のホームカミングデーには、名簿が出揃い、約1100名に案内状を出す準備をしました。イベントの内容は、新13回生の60周年、新23回生と新24回生の50周年を参考にさせていただきました。

そして迎えた2025年10月20日、全国から約300名が集まりました。午前中は、全体会の3分の1の希望者によるキャンパスツアーを行いました。委員の中でガイド役を募集し、何回もリハーサルを重ねての本番となりました。タイムテーブルを作り、6つのグループに分けて少しずつ時間差を設けて構内を案内し、ハイライトは、設計者である槙島みどり氏(関島、理Ⅱ)の待つ屋上庭園です。2日前に有志が草取りを済ませ、要所要所に槙島氏からレクチャーを受けたガイド役を配し、自信をもって案内しました。このキャンパスツアーは、同期がガイド役だったので、気安く質問できてよかったとか、また大学に通いたくなったという感想をいただき、大成功でした。

午後1時、椿山荘で全体会の始まりです。代表挨拶で「昭和100年に当たる今年、大学卒業50周年の節目を迎えられるのは、私達だけの特権です。皆様にとって、今日来てよかったと思えるような最高の一日になりますように」と申し上げ、まずは、この50年間に亡くなられた95名の同期に黙祷で哀悼の意を捧げました。来賓祝辞は、桜楓会理事長の高野晴代先生で、1学年下の妹分の祝う会を本当に楽しみにしていらして下さったことが分かり、嬉しく思いました。数学の名誉教授の久保淑子先生の乾杯の音頭の後、洋食ショートコースが始まり、ご欠席の大学理事長の今市涼子先生からのお花と、大学学長の篠原聡子先生からのメッセージのご披露があり、午前中キャンパスツアーに参加されなかった方のために、屋上庭園の映像を流し、お土産にツアーガイドブックを配付しました。

いよいよ午後のハイライトは、児童の同期の名誉教授の石井光恵氏による講演「絵本の森を歩きつづけて」です。コーヒーとケーキをいただきながら、絵本の世界に浸りました。絵本は、自分が子供の時、子供を育てた時、そして今、70代となり祝う会で皆と聞いた時、いつも我々を元気づけてくれるものだったと気づかされました。

校歌斉唱の後、学科別の集合写真を指定された場所で撮り、グーグルフォトの共有アルバムにアップして、皆で楽しむことにしました。

午後3時~4時の自由懇談会では、そのままクラス会をしたり、クラブや寮の友達に会いに自由に移動して、連絡先を交換したり、小さな輪がたくさんできました。

後日、第9回準備委員会(反省会)をいたしました。卒業50周年を祝う会がこうして盛大に挙行できましたのも、大学、桜楓会、椿山荘、先輩方、そして参加いただいた皆様のおかげです。準備委員一同、心より御礼申し上げます。ありがとうございました。

報告:新25国 前田洋子(代表回生幹事、祝う会代表)、写真:共有アルバムより

同期による屋上庭園の案内
プログラムの表紙
絵本の講演のチラシ