令和7(2025)年6月28日(土)
横浜市民ギャラリーあざみ野 アトリエ

横浜北支部では、令和7年度総会・昼食の後、村田久美子氏(新25児)とお仲間によるハーピストグループ「モデラート」の6名によるヘルマンハープの演奏会を実施しました。
ヘルマンハープはドイツのヘルマン氏が「ダウン症の息子に音楽の喜びを」と開発した誰でもメロディを弾ける弦楽器です。演奏会は2020年に計画したもののコロナ禍で中止、ようやく実現の運びとなりました。村田氏は今年4月、大阪・関西万博でのヘルマンハープコンサートに選ばれて参加、演奏会への期待も大いに高まりました。
当日、横浜北支部会員からは会の直前まで申し込みがあり初めての方や若い方を含めて19名が参加、さらに当支部役員や村田氏の同期、友人、横浜市の他支部や地元のつながりからの方々を加えて、42名の参加となりました。
今回、会場の都合により時間や進行に制約が出ましたが「モデラート」の皆さんには構成を工夫するなどしていただき、さらに機器の操作や会場設定・片付け・写真撮影等も慌ただしい中参加の方の協力で行うことができました。ありがとうございました。
万博での演奏・ヘルマンハープの説明等の動画の後、ロングドレスの皆さんのお話と演奏が始まりました。
初めて見る楽器の、初めて聞く繊細な音色は美しく、音の重なりが心地よく響きます。詩の朗読ともよく合い、楽しく歌うこともできました。演奏体験では、たくさんの方たちが前に出て、初めてでもメロディを弾ける楽しさを体感、アンコール曲とともに一時間余りの演奏を終えました。
その後支部や世代を超えた楽しい交流の時を持ち、散会となりました。
ヘルマンハープの癒しの音色とともに生まれた多くのご縁を大切にしていきたいと思います。
(横浜北支部支部長 佐藤眞理子 1971卒 新21国)


