本年4月21日、「神楽坂フレンチレストラン ラリアンス」にて、家政学部食物学科食物学専攻29回卒の、43回目のクラス会を開催いたしました。昭和54年3月の卒業にちなんで「五四会」と命名し、卒業一年目から毎年クラス会を開催してきました。

特に初期(20代30代)の頃は、皆が仕事に、子育てに忙しい時期だったと思いますが、都内近辺在住の方々中心に幹事を引き受けてくださり、毎年欠かさず開催されました。近々のコロナ禍を除き毎年開催されたことは、私のように都内を離れて会の運営を長くお任せしていた者にとって、感謝でいっぱいです。1年に1度、気の置けないクラスメイトに会えること、参加できなくとも、返信ハガキの近況欄にある近況報告がまとめられ、プリントされて送られてくることは、うれしいことでした。近年は、幹事の負担を減らすため、連絡も出欠回答もmailになり、記念の集合写真もデータで送付となりました。便利な時代になったと思いますが、初期の方の丁寧な対応、報告には頭が下がります。
このような流れの「五四会」ですが、今年も21名の参加を得て、11時半から15時の3時間半、各々の近況報告を聞きながら、フルコースの仏料理を楽しみました。この頃皆の近況報告が長くなったように思います。まだまだ家族のこと等で、参加できない方もいらっしゃいますが、若い時より自分に注げる時間が増え、自分について話すことが多くなったこと、皆が充実した日々を過ごしている結果と感じます。 以前は日曜日開催でしたが、今回は平日のランチタイム利用となり、現役フルタイムでお仕事を続けていらっしゃる方には参加しづらくなり、申し訳ないと思っております。また、毎回遠方から新幹線で駆けつけてくださる方、開催日が決まるとすぐ、航空券を予約下さった方等に感謝です。
次回の幹事さんも決まり、資料を引き継ぎ、これからも50回、60回と「五四会」が続きますことを願って、今回の報告といたします。
第43回幹事 荒田玲子(新29食)