日時 2025(令和7)年5月11日(日) 10:00~12:00
会場 練馬区役所20階交流会場
前日までの雨模様が晴れて、会の行われる練馬区役所20階からは新宿副都心のビルが一つ一つわかるほどによいお天気に恵まれました。

総会出席者22名、講演会出席者33名(一般の方の参加8名を含む)
第一部 総会 10時00分~10時45分
1.2024(令和6)年度事業報告・会計報告・会計監査報告
2.2025(令和7)年度事業計画案
3.2025(令和7)年度予算案
4.2025(令和7)年度役員及び地区当番の紹介
以上すべての議事が承認されました。
第二部 講演会 11時00分~12時00分
講演会では早稲田大学で長く教鞭をとられ、また練馬区都市計画審議委員をつとめられた戸沼幸市先生にお話しいただきました。
テーマは「練馬学事始め」です。先生は長年、練馬区に住まわれ、光が丘団地の初期段階の基本設計にも携われました。
第1章 練馬区の自然と歴史について
武蔵野台地の一角に位置する練馬区は白子川、石神井川、多摩川上水などの豊かな水系に恵まれた農村地帯であったこと。1923年の関東大震災を契機として、その後の鉄道網の発達に伴って、いまや世田谷区に次ぐ75万の人口を擁する市街化した地域に変貌し、今も進行していること。
第2章 練馬区の都市計画マスタープランについて
2015年に策定された「暮らし続けたいみどりあふれる快適な都市住宅」という練馬区の都市計画マスタープランについて話されました。人口構造の変化に合わせた住宅の改善、土地利用の方針、防災、交通、景観、街づくりの将来像などなどパワーポイントの映像を指し示しながら、語っていただきました。
大変だ!古びた頭もフル回転です。大学の授業を聴いているような、私たちも久々に学生時代にもどったような不思議な感覚にもなりました。眠っている人など一人もいませんでした!
戸沼先生、ご高齢にもかかわらず、精力的なご講義ありがとうございました。
最後に先生は「これは事始めですからね。これからはみなさんがご自分たちの街を作っていくのです。」とおっしゃいました。宿題を出された気分です。
これからは皆さんのご意見をいただきながら、一つ一つ今後の活動につなげていきたいと思っております。
(報告:新19住 藤井和子(練馬支部長) / 写真提供:新25国 前田洋子)


