支部・回生活動支援奨励金:川越支部より活動報告

「支部会員勧誘と未加入者へのアンケートの実施」

勧誘対象:本部会員納入歴のある川越支部在住会員のうち、新25回・通信23回生~新41回・通信39回生の方、計200名
実施年月日:2022年9月~11月
作業場所:川越市立南公民館
参加人数:桜楓会正会員5名

 支部会員を勧誘すると同時に、加入しないと回答した在住会員へはその理由を知るための選択肢を設けたアンケートを実施し、今後の支部活動の参考とするため、アンケートを実施した。
 10月上旬に新25回、通信23回生~新41回、通信39回生のうち、本部会費納入歴のある川越支部在住会員200名に次の①~④のものをセットにして郵送した。①支部入会勧誘文 ②回答書 ③切手を貼った返信用封筒 ④支部通信の直近2号分。回答書には支部入会の可否、支部活動への参加希望、入会しない方へはその理由のアンケートを記入してもらう欄を設けた。締切を10月末日として受け取った回答書の結果は下記の通りである。                                                                                                        

1.返信数:68通(返信率約1/3)
2.入会希望者:6名
3.支部活動体験希望者(入会希望者と重複あり):4名
4.入会しない方:59名 
  入会しない理由(複数回答可)
   (1)多忙 44名
     具体的に①仕事 16名 ②家族の世話 24名 ③地域活動や趣味 14名 ④その他 4名                      
   (2)桜楓会の正会員になっているので十分、支部活動まで必要ない 6名
   (3)同窓会の別の団体に所属しているので支部に入る余裕がない 4名
   (4)支部活動に興味を覚えない 7名 
   (5)同窓会活動の必要性を感じない 5名 
   (6)その他 7名                              
   (7)未回答 1名          
 最も想定外だったのは返信数の少なさである。返信用切手も宛先もすでに貼ってある封筒に、レ点を2~3個だけ記入した回答書を入れて投函するだけなのにこの少なさは何を意味するのか、分析に苦慮するところである。同窓会への帰属意識の希薄さを表しているのかもしれない。しかし、無視しないで返信を下さった1/3の方の回答には救いもいくつかあった。1つは大きな目的である新入会員の獲得である。体験活動に参加の方2名にも入会していただき、今回の勧誘活動により合計8名の新入会員をお迎えすることができた。また入会しないという回答でも欄外に丁寧にお断りを書いてくださった方も何人かいた。2つ目は入会しない理由の最も多くを占めるのが介護や仕事等での多忙で、桜楓会の支部活動を否定する回答は少なかったということである。
 以上のことから、今後新たに支部会員を勧誘をする際には、支部活動自体が多くの時間を割かなければならないような負担の多い活動ではなく、介護をしていても、仕事を持っていても参加可能な負担の少ない活動であり、近隣地域の同窓生と出会える場でもあることをアピールする必要があると思われた。                   川越支部長 梅津新子(新24食)