広島支部 折り鶴~会員の広場~2024.7

『桜楓会広島支部会を想う』
新21国 肥野藤 佐知子

 2024年6月30日(日)午前11時より、令和6年度の広島支部会総会が開催されました。今回の久々の参加をきっかけに、今までのことを振り返ってみました。

 記憶は曖昧ですが、支部入会は、38年前だったと思います。数年前亡くなられましたが、その当時、「あなたの母校の青木生子先生が「万葉集」の講演をされるので聴講にいらっしゃい」と高校の恩師に誘われ、福山市立女子短大(2012年閉学)に出かけました。その青木先生との再会が、広島支部会入会のきっかけとなりました。それから、広島県男女共同参画財団エソールの理事長檜山洋子さん(新17住)にお会いした際、桜楓会支部長でもあることを知り、より総会や講演会などへの参加が増えていきました。2004年からは、川上美智子さん(新7社)が支部長を、2012年から寺町志津子さん(新11国)、2014年から桐原淑恵さん(新9住)と引き継がれていき、その間12年間を前田洋子さん(新23英)・中川美津子さん(新26食)とご一緒に幹事を務めました。行事や総会を重ねる毎に会員の方々と親しくお話しでき、幹事同志の交流も深くなり楽しいことも沢山あり、様々な良い経験になりました。

 思い出深いのは、川上支部長の提案で本通りのアンデルセン(広島発祥のパン屋さん)で「三火会(さんかかい)」と称する(第三火曜日)ランチ会です。よく参加してくださった亡き先輩方の顔が浮かびます。幼子連れの伊藤江美さん(新44国)が、その当時 『広島支部だより』 を発刊してくださいました(転勤で現在は東京在住です)。行事では、「2005年紅葉の佛通寺バス旅行」 「2006年奥田元宗・小由女美術館、はらみちを美術館、竹炭農耕竹広さん農家見学等のバス旅」が心に残っています。(当時旅行会社に勤務されていた幹事のお嬢様に企画のご協力を頂いたと記憶しています。)

 今回の執筆依頼を機会に、色々な写真、記録等を出してみました。故人を想う胸の痛さと、月日の経過を実感しました。広島市の東奥に40年間住み知人もいなかった私に、桜楓会広島支部会は、貴重な友や体験を与えてくれ豊かにしてくれる大切な存在であり続けました。