北多摩支部は2024年度の企画として6月9日(日)に『体験教室 ベネチアンガラスでつくるアクセサリー』を開催しました。地元の東村山市萩山にあるガラス工房「くらりす」で、小金井由美子先生(カトレアガラスクラフト研究会認定 ガラスフュージングインストラクター)のご指導のもと、ブローチを作りました。
まず留め金のついたブローチ枠の上に美しいベネチアンガラスのタイルを載せていきます。ガラスタイルは色とりどりで、形も丸や三角・四角などあり、大きさも様々でした。その中で自分の好みのものを選んでデザインしていきます。アクセントとしてミルフィオリという模様入りのガラスも加えてよいとのことで、参加の皆さんはたくさんのガラスタイルをいろいろ並べて試し自分だけのオリジナルアクセサリーを作っていきました。ブローチは最後に接着剤で枠に止めます。その際先生からは接着剤についてのお話もありました。普段適当に使っているような接着剤ですが、つけられる物・接着剤の色・接着時間・貼り方など実際に様々な接着剤の例を見ながら、接着する物や自分の作業内容も考えて適切なものを選択した方がいいとのお話で改めて勉強になりました。
この工房では本来、電気炉を使ってガラスを溶かして溶着させる「ガラスフュージング」技法の作品を作っています。先生からは特別にガラスの知識とこの技法についてもご紹介いただき、実際にガラスフュージング技法を使って小さなストラップをつくる体験もさせていただきました。
参加者達は貴重な体験と勉強ができました。そして作ったブローチとストラップを見せ合いながら会話を弾ませ楽しいひとときを過ごしました。対面によって近況もわかり、いたわり癒され元気になった会合でした。