練馬支部 総会・講演会報告

2024年5月12日、練馬区役所20階交流会場にて2024年度桜楓会練馬支部の支部総会と講演会が開催されました。総会出席者22人、講演会出席者38人でした。
 総会では、2023年度の事業報告、会計報告、そして秋の行事報告などがありました。秋の行事では、風格ある明治生命旧館の建物遺構 丸の内静嘉堂美術館の内部を歩き、国宝級の陶磁器を鑑賞いたしました。歴史に残る様々な事件の舞台となった建物ですが、美しく復元、保存され、往時の豪華な室内意匠などを拝見できたことは得難い体験となりました。
 行事報告に引き続き、4年間支部長を務められた三橋時子氏(新14教)から新役員の発表があり、新支部長には藤井和子(新19住)が選任されました。

講演者を囲んで記念撮影

 講演会では、容器包装の3Rを進める全国ネットワーク運営委員長&環境カウンセラーの中井八千代氏による「地球のために、私たちにできること!~深刻なプラスチック汚染~」というテーマでお話いただきました。
中井氏は、地球規模の深刻な環境汚染の中で、私たちが日常生活の中で何ができるだろうか?という視点から問題提起されました。
特に、ペットボトル等のプラスチック廃棄物がもたらす海洋汚染は、時間の経過とともにプラスチックが微小化しマイクロプラスチックとなって貝や魚の体内に蓄積され、やがては将来世代の人々の食の汚染につながることを繰り返し訴えられました。改めて今を生きる私たち一人ひとりの責任の重大さを認識せざるをえません。
 さて新年度を迎え、今年度の事業計画として、早速ですが6月17日(月)光が丘清掃工場の見学会を行います。
 周知のように練馬支部もメンバーの高齢化が問題になっておりますが、相互に親睦を図るとともに若い方々にも参加していただいて、身近な問題を共通の話題にしつつ、本年設立120周年を迎えた桜楓会をますます盛り上げていきたいものだと思っております。

総会で新役員発表
支部長は、三橋氏から藤井氏へ
講演会は友人も誘って大盛況でした。

(報告:新19住 藤井和子 / 写真提供:新25国 前田洋子)