市川支部 講師派遣事業講演会開催報告

食科学部食化学科の佐古隆之先生に「健康づくりのための運動プログラム:手軽で効果的なストレッチ・筋力トレーニング・持久性トレーニング〜1年間の継続を目指して」のテーマで、11月2日(日)市川市男女共同参画センターで開催した。参加者は15名(内1名は地域新聞を見て参加した卒業生) 。

講師とこまめにメール連絡して宣伝用チラシを作成した。参加者は手持ちのマットを持参できること、大半が50歳~80歳代後半という現状をお伝えして講演に活かしていただいた。

講演会は講義+実技で構成され、前半は、健康づくりには運動・栄養・休養の3本柱の重要性、運動の効果についての生理学的な基礎知識、運動処方「健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023」の活用法の解説。後半は、自宅、通勤時、職場でも実践可能で効果的に運動習慣を獲得できる方法の提案と体験。参加者の関心度が高く質問が相次ぎ、公演予定時間をオーバーするほどだった。過去に一度も前屈で手のひらが足の裏に届かなかったHさんは、講師のマジック?で柔軟性が増し、「生まれて初めて、手のひらが足についた!!」と感激する場面もあった。

エヴィデンスに基づいた食事・運動の重要性を再認識し、参加者一同、それぞれに実践の継続を誓いました。佐古先生には、知識と実演写真満載の60枚以上のスライド資料とともに、熱意溢れるご講演をいただきました。本当にありがとうございました。

市川支部長 森田夏実