文京支部 小石川後楽園散策報告

 2025年11月11日(火)10時集合、文京支部8名で小石川後楽園秋の散策をいたしました。

 特別名勝、特別史跡の国宝級のこの庭園は、寛永6(1629)年に徳川頼房によって竣工された江戸時代の趣を残した日本庭園です。江戸から京へ、京から江戸へ旅する、東海道、中山道それぞれの道のりを巡る回遊式で、築山泉水式庭園。京への道のりは大井川をとおり渡月橋、西湖の堤、清水観音堂跡、通天橋、円月橋をぬけ、梅林へ続きます。途中、江戸時代の古地図を広げると、参加者のお一人、後藤さんの天然寺が記されていて一同感激しました。小石川後楽園も天然寺も400年という長い歴史を刻んでいるのですね。なんとすばらしい。

 梅林を過ぎると文京区の小学生が田植え、稲刈りをする畑、藤棚、松林そして琵琶湖が見えてきます。 江戸門に到着後は中山道、木曽川、木曽路を歩み木々の中を散策いたしました。

 2時間ほどで、水戸徳川家徳川頼房が造り光圀が完成させた小石川後楽園の散策を楽しみました。参加してくださった会員の皆様、ありがとうございました。

(文責:文京支部イベント担当安藤)

紅葉が始まっていました
江戸の古地図を見る
笑顔で集合写真