川越支部 第53回支部総会・研修会開催報告

 第53回桜楓会川越支部総会・研修会を2025年6月29日(日)10時30分より、ウェススタ川越3階研修室2・3にて開催しました。今年の総会は川越支部創設52年目となりました。支部会員77名のうち、当日は31名の出席と34名からの委任状をいただき、本総会は開催されました。

 総会の議事として2024年度事業報告・会計報告・監査報告、2025年事業報告・会計予算・活動支援奨励金申請について審議され、承認されました。渋谷新支部長の挨拶後、本部役員報告、会員動静報告があり、11時30分に総会は閉会しました。

 午後の研修会は、13時30分より、日本女子大学成瀬記念館学芸員 是恒香琳氏を講師にお迎えして、講演会を開催しました。ご講演は「成瀬記念館の舞台裏 まもりつたえるために」という演題でお話いただきました。

 成瀬記念館の成り立ちから始まり、見学者が目にする展示物の裏には膨大な資料のストックがあることや、資料整理に多大な時間とマンパワー、そして費用がかかることをわかりやすく教えていただきました。記念館で収集している資料の中には、「青踏」創刊号のように日本の女性史にとって重要なものばかりではなく、昭和40~50年代の当大学生による手作りチラシや壁新聞などもあり、当大学の歴史を楽しく理解することができました。

 講演後には活発な質疑応答も行われ、盛会のうちに研修会は終了しました。

(新36国 栗原己貴子)

参加者の皆さんで記念に
講演会の様子