名古屋支部工芸グループでは記念となる第50回手工芸展を11月29・30日に妙香園画廊で開催いたしました。
展示即売内容は絵画、染色、織、ソーイング、ニット、ステンドグラス、トールペイント、アートフラワー、クリスマスや正月のクラフト作品です。特に絵画は卒業生の画家による力作の展示で会場が一段と華やぎました。沢山の手作りプレゼントもご来場の皆様に好評でした。
半世紀という長い歳月、発会は昭和46年に志ある有志8名が発起人となり、企画の主旨は「一日の中のほんのひと時を自分の為に創作の喜びを味わっている方、また老後の心の支えに何かをしたいと考えている方など、ささやかな力を合わせてお互いの技の向上などに願いを込めて」と参加をお誘いしております。たいへん盛会に終わった初めての展示会は目白彫、染色、織、編物、人形、の作品でした。多くの先輩方の努力と研鑽の積重ねが土台となり、支部会員の皆様にも支えられながら50回の節目を迎ることが出来ました。
当日の会場は時節柄アートフラワーのリースや正月のクラフト作品の美しさの前で沢山の方があれこれと選びながら嬉しそうでしたし、ガーディガン、ストール等ご自分の冬のプレゼントにもなっていました。そして友人同士が久々に旧交を暖めあい笑顔とおしゃべりに花を咲かせておりました。
「50年も続いて立派ですね」という有難いお言葉も頂きました。今後も新たなメンバーを誘いながら文化の継承を進めて参りたいと思います。
昭和47年卒 新22食 岐部由紀子