桜楓会四支部合同企画 『紫式部日記絵巻』展と高野晴代理事長ご講演を終えて

本部ホームページにて8月25日に掲載いただいた、世田谷四支部(桜楓世田谷)合同企画による初めての催事は、10月9日(月・祝)に無事終了致しました。
 『国宝 紫式部日記絵巻』展鑑賞と、高野晴代(日本女子大名誉教授)理事長のご講演、千年の時を超えて伝わる紫式部のメッセージ-『源氏物語』『紫式部日記』『紫式部集』を通して-というタイトルの組み合わせは、来年度NHKの大河ドラマ、大石静さんのシナリオによる『光る君へ』への関心と相まって募集後は、あっという間に定員越しの人気となりました。
 当日は、生憎の11月の寒さの雨降りのお天気となりましたが、五島美術館の講堂、見晴荘に集まった会員の方々は、高野先生の三部の出典の和歌から、千年超えても現代の私たちに通じる紫式部のメッセージを引き出された講義に、すっかり心を魅了されました。
国宝の展示鑑賞も貴重な体験で、参加の皆様から嬉しいご感想を頂きました。
 講演の後は四支部の会員同志、高野理事長を交え、オーガニックのお弁当を頂きながらの懇談。垣根を超えた会員の絆に桜楓会の心地よさを感じ、次回も期待致しました。
                             世田谷東支部長 玉井真寿美