「女性の「働く」を考えるー生活基盤としての仕事を支えるためにー」
日本女子大学(東京都文京区、学長:篠原聡子)の附属機関である現代女性キャリア研究所(所長:永井暁子)は、12月20日(土)にシンポジウム「女性の「働く」を考える―生活基盤としての仕事を支えるために―」を対面とオンラインで開催いたします。
本シンポジウムは、女性の経済的な困難について、歴史的視点、政策的視点から再検討し、今後の政策的提言につなげようとするものです。「貧困の女性化」と言われて久しく、男女雇用機会均等法から40年、女性活躍推進法から10年たった今も、女性は経済的な苦境に立たされています。女性と子どもの貧困は、女性が労働市場において低い位置に置かれていることが原因であることは明らかです。これまでの度重なる法改正にもかかわらず、女性はなぜ仕事を掴み取れない、掴み取ろうとしないのでしょうか。どうすれば生活基盤としての仕事を維持できるのかを考えていきます。
【日時】 2025 年 12 月 20日(土)13:00~15:35(12:30~開場)
【場所】 日本女子大学 新泉山館(目白キャンパス)1階 大会議室
〒112-8681 東京都文京区目白台 2-8-1
・JR山手線「目白」駅下車徒歩 15 分 (目白駅前よりバス 5 分)
・東京メトロ有楽町線「護国寺」駅下車徒歩約 10 分
・東京メトロ副都心線「雑司が谷」駅下車徒歩約 8 分
※オンラインでも併催します
【プログラム】
■13:00-13:05 開会の挨拶 坂本 清恵(日本女子大学 副学長)
■13:05-13:20 趣旨説明 永井 暁子
(日本女子大学現代女性キャリア研究所 所長)
■第1部 講演
13:20-13:45 「女性の老後生活は誰が保障するのか」
中尾 友紀(日本女子大学社会福祉学科 教授)
13:45-14:10 「母親の就業と保育サービス」
中山 真緒(日本女子大学家政経済学科 講師)
14:10-14:35 「公的職業訓練とシングルマザーの所得変化」
周 燕飛(日本女子大学現代社会学科 教授)
■14:35-14:45 <休憩>
■第2部 ディスカッション
14:45-15:30 全体討論
■15:30-15:35 閉会の挨拶 永井 暁子
(日本女子大学現代女性キャリア研究所 所長)
【参加費】 無料
【申し込み方法】Froms(https://forms.office.com/r/iN5qm35aP7)より申し込み
【締切】12月15日(月)
※申し込み時に対面とオンラインを選択可能です
メール(riwac@fc.jwu.ac.jp)の場合
件名「シンポジウム申し込み」氏名・連絡先を明記
【現代女性キャリア研究所について】
現代女性キャリア研究所は、日本女子大学における女性教育の伝統と理念のもとに、現代の女性とキャリアを取り巻く諸問題を調査研究し、その成果を広く発信して、女性がその能力を発揮できるよう社会に貢献することを目指しています。詳しくは、https://riwac.jp/ をご覧ください。

