支部合同 品川・世田谷玉川・目黒支部 新人歓迎会—ピアノとお話の会開催報告

 昨年3月に続いて今年は5月23日に「ピアノとお話の会」を企画しました。今回は品川・目黒支部に、新たに東急沿線を生活圏にしている世田谷玉川支部を加え、「3支部合同新人歓迎会」になりました。会場の定員は50名。少しでも多くの方に参加していただきたいという思いは、ピアニスト快諾による午前・午後2回公演という形で実りました。昨年はサティ、そして今年はショパンです。生家にはじまりパリでの創作活動と生活、心臓を納めた教会に至る様々なスライドを見ながら、「革命のエチュード」「別れのワルツ」などの演奏と曲にまつわるエピソードに参加者は深く聴き入っていました。

 会場となった旧・園田高弘邸は自由が丘駅から徒歩圏の住宅地にあります。現在は(一社)住宅遺産トラストの管理となり、理事には住居学科出身者がいます。ピアニストの川井綾子氏は園田氏から「旬のピアニストシリーズ」第一回演奏者にも選ばれた、園田氏と縁の深いピアニストです。そしてこの企画は川井氏の母上が目黒支部会員というご縁から始まりました。

 支部の将来を常に考え新しい会員を求めているのは3支部同じ思いです。そのためどの支部にも新人の参加者がいたことは何より嬉しいことでした。演奏終了後の懇談会でそれぞれからひと言挨拶していただき、支部入会を祝いました。参加者の中には昨年に続いて今年も参加された新1回生(98歳)もいらっしゃり、演奏会の感想と支部活動や我々後輩へのエールをいただきました。今回は演目のショパンと会場の魅力もあり、他支部からも8名の方が参加してくださいました。 会場の旧園田高弘邸は建築家吉村順三氏設計。随所に吉村建築の特徴が表れている数少ない現存住宅です。終了後にはトラスト職員から説明を聞きながら見学することができ、残って参加される方も多くいらっしゃいました。今後も音楽と建築の両方を堪能できるこの会を支部活動として続けていければと思います。

石川わかな(新31住)

参加者の皆様と記念に